債務整理が終わっても

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債務整理が終わっても

裁判所での話し合いが終わり、返済計画も相手方とまとまり、あとは働きながら完済する意気込みで生活しているあなたに、もし魔の手が差してくるとしたら。
完済するまでどこの業者からもお金を貸してもらえない状況を知っているのが、もし高利でお金を貸す悪徳業者、ヤミ金だったとしたらどうでしょう。
あなたが、債務整理中であっても、仮に自己破産したとしてもそれを逆手にとって暴利をむさぼろうとするのが悪徳業者の特徴です。
債務整理の結果、毎月の返済金が減ったことを知れば、その新たな生まれたゆとりの部分のお金さえ、目につけられます。
「どこからも借りられなくてお困りではないですか?少しでしたらお貸しできますよ」そんな甘い言葉には絶対載らない!と断固たる自信を持っていれば大丈夫かもしれませんが、もしあなたがその時に、生活の一部に金銭的な不安を抱えていたりしたら、「ほんの少しだしいいかな?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、そのほんの少しの借り入れが、法外な高金利で、日ごとに2倍、3倍と膨らんでいくのです。
何度も借入を繰り返してきた時に味わってきた、借りられた時のつかの間の安心感。
この一時的な偽物の安心感を自分の中から排除しない限りは、再び返済地獄に陥る可能性があると自覚しましょう。
せっかくの長期にわたる債務整理の期間、手間を思うと、実にもったいない話です。
全てが無駄になってしまいます。
借入をしてはいけない状況にある中で借入をしてしまうことが債務整理での債権者となっている相手方や、裁判所に知られてしまうと一切の債務整理の計画が破棄される可能性だってあります。
ですので、もしあなたがそのような甘い話を貸し金融と名乗る者から持ってこられたときは、まずは頭からその話を疑ってください。

インターネットなどで相手の情報を探し出してみるのも手段ですが、それよりもまず、肝に命じてください。

あなたは借入をしてはいけないのです。
きっぱりと断れる心を持ちましょう。

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