過払い金請求手続きの進め方
過払い金請求手続きは、任意整理や債務整理の手続きと共に行われます。
過払い金請求手続きの進め方は、以下のようになっています。
【過払い金請求手続きの進め方】
①過払い金請求手続きをし、使用しているクレジット会社などに取引の履歴の開示を請求し、その取引履歴から利息制限法の上限金利で計算をし直します。
②実際に支払った金利と計算し直した金利との差額を、過払い金額として確定します。
③引き直し計算後、過払い金の支払いをクレジット会社などに交渉します。
(交渉がうまくいかない場合は、過払い金返還請求訴訟を起こすこともできます。)
④交渉がうまくいき、クレジット会社が過払い金の返還に同意した場合は振込み先を提示し、入金を確認して終了です。
過払い金支払いを拒否する業者もいるようですが、最高裁判所で利息制限法の上限金利を超えた金利を課している場合、その金利は無効であるという判断が下されますので、過払い金の請求をすることは正当なこととして認められることになります。
最近は多くの人が過払い金の返還に成功しており、出資法で金利を設定しているクレジット会社や消費者金融も過払い金の支払い用のお金を準備しているという話もあります。
近いうちに出資法と利息制限法が改正されて、グレーゾーンも無くなるでしょう。
過払い金の返還でクレジット会社や消費者金融の悲鳴が聞こえてきそうですね。。。