■過払い金請求とは
過払い請求とは、簡単に言えば、払い過ぎていた分を債権者に返してもらうための請求です。
クレジットカードなどでキャッシングを利用する人は多いと思います。
その人たちの多くは、おそらく、6〜29%の金利が取られているのではないでしょうか。
このような金利は、出資法、利息制限法という法律で上限の金利の額が定められています。
出資法の上限の金利は29、2%。
利息制限法では10万円以上100万円未満借りた場合で18%となっています。
ここで覚えておかなければいけないことは、出資法では違反をすると罰則が課されるのに対し、利息制限法では罰則はないということでしょう。
罰則があるかないかのこの違いによって、出資法の29、2%という上限の金利ばかりが守られていて、利息制限法の上限の金利は守られていないという問題が生じています。
そこで、過払い金請求によって、利息制限法を守っていないサラ金業者やクレジット会社に対し、その金利の差額を請求できるというわけなのです。
ただ、過払い請求を誰もができるわけではありません。
【過払い金請求の条件】
@使用しているクレジットが利息制限法の金利を越えていること。
A初めて過払い請求をする。
B3年以上の返済履歴があること
・・・などの条件があります。
返済している期間が短い場合は、金利が利息制限法を超えていても、まだ過払いになっていない可能性があり、過払い請求ができないことがあるので、誰でもできる・必ず過払い金が返ってくる・・・という考えを持っている人は注意しましょう。
■過払い金請求
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